あえて情報を出さない売り方
今日の日経新聞に、ある書店で、あえて本の表紙を隠して書名や著者等を分からなくしてお勧めするという手法をとったところ、とても好評でよく売れたという記事がありました。
書評・レビュー溢れている現代においてあえて情報を出さないという手法は、コロンブスの卵的な発想でとても面白いと思いました。人は、情報を隠されると覗いてみたいという本能があるようで、その特性を巧みについた戦略ですね。
本を売るという昔ながらの商売であっても、工夫次第で面白く売る方法があるということに気付かされ、色々な意味で勉強になりました。
どんな商品・サービスであっても、切り口を変えられないか、ひと手間加えられないかといった柔軟な視点を持つことが大事だと感じた次第です。