書評の道〜ビジネス書・歴史ものメイン〜

主に本の読書感想を行っています。ジャンルは、実用書、歴史が比較的多いです。


池上彰さんから学ぶ情報の整理や伝え方のノウハウ

 

目次

 

1月6日のNHKあさイチプレミアムトークのゲストは池上彰さんでした。

プレミアムトーク 池上彰|NHKあさイチ

 

新聞の読み方や整理の仕方、分かりやすい伝え方といった池上さん流のノウハウを惜しげもなく披露してくれ、とてもためになりました。

 

特に参考になった点を備忘も兼ねてまとめておきます。

新聞は気になる記事だけ切り取って保存する

 池上さんは毎日10紙以上の新聞を読むそうです。ただ、最初から全ての記事を丁寧に読むことはせず、見出しを見て気になった記事を切り取ってクリアファイルに入れて保存するという方法をとっているとのこと。

僕も新聞をとっていますが、つい全ての記事を丁寧に読もうと意識するあまり、かえって読む時間がないという悪循環になってしまいがちです。完璧主義を捨て、メリハリを重視して気になる記事だけ切り取るという方法はハードルも低く、長続きできそうです。

 ゲーム的な要素を持ち込む

池上さんは、新聞のコラム欄を読む際には、「最初の書き出し部分を読んだだけで、どのような内容の文章であるかを予測して、その予測が当たれば自分の勝ち、外れたら負け」という勝負をしているとおっしゃっていました。

新聞を義務的に読むとなるとモチベーションが上がりにくいですが、勝ち負けのゲームの要素を持ち込むことで、毎日楽しんで読むことができ、工夫された方法だと思いました。

人に伝えるときは3つにまとめる

 人に分かりやすく伝えるためのコツとして、池上さんは、何でも盛り込むのではなく、伝えたいことを3つにまとめることが大事とおっしゃっていました。5つも6つもあると覚えきれないし、2つとなると物足りない気がするところ、3という数字が最も良いとのこと。つい、欲張っても多くのことを詰め込みたくなるところですが、3つに絞ることで優先順位が明確になります。また、3つで良いと割り切ることで、難しく考えすぎずにすみます。 

 まとめ

膨大な知識を持ち、分かりやすい説明では他の追随を許さない池上さんならではのテクニックを知ることができとても参考になりました。これをもとに、自分なりに情報収集や伝え方をもっと磨いていきたいと思います。

 

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