読んでみたい歴史上の名著
古今東西、歴史上の名著と呼ばれる本が多数あります。まだ全然読めていませんが、たまには新書ではなく、長年にわたって読み継がれている本をじっくり読んでみたいと思います。
備忘録も兼ねて、いつか挑戦してみたい本をまとめました。
目次
1 ヨーロッパ関係
ヘロドトス「歴史」
非常に有名な「エジプトはナイルの賜」のフレーズがある本ですね。歴史の父とされているヘロドトスの考えや体験した事実を見てみたいです。
プルタルコス「英雄伝」
古代ローマの史家であるプルタルコスが古代ギリシア・古代ローマの偉人を、共通点の多い者を2人1組で対比しながら論じた本。
カエサル「ガリア戦記」
古代ローマ最大の英雄と言っても過言ではないユリウス・カエサルによるガリア遠征をまとめたものです。簡潔で無駄のない文体であると評価されることが多いようですが、実際にはどのようなことが書かれているのか気になります。
エドワード・ギボン「ローマ帝国衰亡史」
ローマ帝国衰亡史〈1〉五賢帝時代とローマ帝国衰亡の兆し (ちくま学芸文庫)
- 作者: エドワードギボン,Edward Gibbon,中野好夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/12
- メディア: 文庫
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近代イギリスの歴史家であるギボンが、五賢帝以後のローマ帝国の衰退の様子をまとめたものです。チャーチルやネルーも夢中になった読んだそうです。
マキャベリ「君主論」
- 作者: ニッコロマキアヴェッリ,Nicoll`o Machiavelli,河島英昭
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/06/16
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中世の官吏であったマキャベリが徹底的な現実主義に立って、理想の君子像を説いた本。中国の法家と重なるところがあります。
2 中国関係
司馬遷「史記」
中国における歴史書のお手本となった司馬遷による不朽の名著。
韓非「韓非子」
法家の立場から政治の在り方や官吏の心構えを説いた本。秦の始皇帝も大いに参考にしたそうです。
陳寿「三国志」
三国志演義ではなく、歴史書の方の三国志。劉備を理想君子化していない等、演義で描かれる世界とは大きく違う三国時代の実像を知りたいです。
「貞観政要」
唐の太宗李世民の政治に関する言行を記録した書。 君主と部下の理想像が描かれているとのこと。
改めてまとめてみると、いずれもタフそうな本で、簡単に読破できそうにはありませんが、名著と呼ばれる本に触れることで自分の成長の糧にしたいです。