書評の道〜ビジネス書・歴史ものメイン〜

主に本の読書感想を行っています。ジャンルは、実用書、歴史が比較的多いです。


2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】半藤一利「あの戦争と日本人」:幕末から昭和に至る日本人論

目次 はじめに 日露戦争の分析を怠り舞い上がってしまった日本人 軍部が常に強硬だったわけではない まとめ あの戦争と日本人 (文春文庫) 作者: 半藤一利 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/07/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る …

【書評】中田考「イスラーム入門」

仏教やキリスト教であれば日本でも一定数の信者がいるのですが、日本人のイスラム教徒となると非常に稀で、どうしてもイスラムというと馴染みのない縁遠い存在に思ってしまいがちです。 しかし、世界三大宗教の1つであるイスラム教についてはやはりある程度…

比喩を使って説明することの大事さ

いつだったかは忘れましたが、日経新聞夕刊のコラムに、桃太郎軍団を取り上げてダイバーシティの重要さを説明した記事がありました。これは、画一化・均一化された組織ではなく、犬・サル・キジといった強みや個性が異なる多様なメンバーと、それを統括する…

自分宛メールを電話メモにすることによる仕事効率化

目次 電話のやりとりをメモにする必要があること メールを電話メモにする具体的な方法 検索が容易となる 自働的に日付が記録される メモをなくす心配がない 電話のやりとりをメモにする必要があること 仕事をしているときに電話は避けられませんよね。自分で…

昭和史から学ぶ、冷静に事実を見つめることの大事さ

最近昭和史に関する興味が強くなってきており、半藤一利さんの「昭和史」を読み直しています。 半藤一利「昭和史」の書評はこちら。 muyuyu.hatenablog.com 戦争に至る経過を改めて読んで、なぜアメリカとの開戦を避けられなかったのか暗い気持ちになりまし…