書評の道〜ビジネス書・歴史ものメイン〜

主に本の読書感想を行っています。ジャンルは、実用書、歴史が比較的多いです。


2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】半藤一利「昭和史1926‐1945」:昭和史を知るための最適な入門書

戦後70年が過ぎ、先の戦争を体験した人はどんどん減っており、記憶の風化が懸念されるところです。学校の授業でも戦争のことは必ず習いますが、どうしても「あの戦争は悪だった」という視点が中心となり、いかに戦争の被害が重大だったかという説明がされ…

【書評】出口治明「仕事に効く教養としての『世界史』」:世界史の見方が変わる!

目次 出来事の羅列ではなく「生きた」歴史を知る面白さ 高度経済成長期は例外という認識 まとめ グローバル化が進んで他国との距離が近くなってくるにつれ、それぞれの国の成り立ちを知っておかなければならないということで、世界史の勉強が大事だという声…

自分の書評のスタイル

ブログを開設してもうすぐ1か月となります(8月19日開設)。 毎日更新とはいかず、まだ書評記事自体も少ないので、書評について偉そうに語れるほどではありません。それでも、定期的に書評記事を書くということはブログで初めて行ったもので、色々と気付…

【書評】「決算書はここだけ読め!」:タイトルに偽りなし

仕事をしていく中で、貸借対照表や損益計算書といった会計書類を読む機会がある方は多いと思います。しかし、複雑な勘定科目と数字がずらっと並んでいる姿を見て、何をどう分析するのかわからず苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか(僕自身も…

あえて情報を出さない売り方

ほんの一工夫で売り方が大きく変わる。

【書評】佐原雅史「知財戦略の教科書」 膨大な情報がお金に変わる?

目次 知財=特許ではない 知識資料の活用が大事 知財戦略=権利化ではない まとめ 市場が成熟し、消費者のニーズが多様化・複雑化した現代では、ただ機能の良い製品を作っても売れるというわけではありません。会社は創意工夫を凝らして自己の市場を守り、あ…

【書評】「レッドオーシャンで儲ける7つの法則」:イノベーションは天才でなくても起こせる

高度経済成長が過去のものとなり、グローバル化が進み競争が激化した現在の日本において、企業が成長を続けるにはイノベーションが大事だということが叫ばれています。しかし、そのイノベーションはどうやって起こせばよいのか分かりません。イノベーション…

新幹線でのKindle利用

先日、出張で東京に行く際に新幹線を利用しました。新大阪から東京までは3時間かかり結構長く感じます。 仕事しようにも、スペースも狭く内部資料を見せながらするのに躊躇します。暇つぶしにスマホをいじったりもするのですが、液晶の画面を見るのがしんど…

読んでみたい新刊の会計本「企業価値向上のための財務会計リテラシー」

新聞の広告にこの本が掲載されていました。 企業価値向上のための財務会計リテラシー 作者: 西川郁生 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/08/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 日本の企業会計基準作成に関わ…